谷晃生

所属クラブ:町田ゼルビア(日本)
年齢:23

谷晃生は本来であれば日本代表で守護神争いをしていなければいけない選手だ。

年代別の代表で常に大迫敬介としのぎを削った大器は、自国開催となった2021年東京五輪でも全6試合でゴールマウスを守り(鈴木彩艶が第3GK)、ベスト4入りに大きく貢献した。

年齢に似合わず安定感のあるプレーが持ち味で、すぐにでもA代表の権田修一に取って代わるかと思われた。しかし自身が育ったガンバ大阪では東口順昭の壁を破れず代表からフェードアウト。昨夏ベルギー2部に期限付き移籍するがここでも出場機会を得られなかった。

わずか半年で日本に戻り、今年J1に昇格した町田ゼルビアへ加入。その町田は開幕から絶好調でJリーグに旋風を巻き起こしており、正GKを任された谷もここまで3試合1失点と復調をアピールしている。