スペインの治安警備隊は、汚職の容疑で元スペイン代表DFジェラール・ピケの捜査を開始したとのこと。

ジェラール・ピケが関わった可能性があるとされているのが、スペイン・スーペルコパをサウジアラビアで開催するというプロジェクトにおける収賄事件。

『eldesmarque』によれば、元スペインサッカー連盟会長のルイス・ルビアレスをはじめとした重役らに対し、ピケが経営する会社「コスモス」から「贈り物」があったと言われている。

そして、サウジアラビアの会社「セラ」から成功報酬として400万ユーロ(およそ6.5億円)がコスモス側に支払われているという。

ジェラール・ピケ自身の口座、コスモスの口座、さらにピケがオーナーを務めているFCアンドラの口座など複数の口座間で多額のサウジアラビア資金が流れており、当局はその流れを把握して捜査を進めているそうだ。

スペインサッカー連盟では3日に元会長のルイス・ルビアレス氏が汚職の容疑で空港で身柄を拘束されている(後に釈放)。

彼はサッカー連盟会長という立場を利用して数多くのビジネスに関与し、不正に利益を誘導した容疑で捜査を受けている。

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また昨年行われた女子ワールドカップの決勝戦終了後に女子選手のジェニファー・エルモソに無理矢理キスをした容疑でも裁判が行なわれており、検察からは懲役2年半が求刑されている状況だ。

スペインサッカー連盟を巡る数多くのスキャンダルに、ジェラール・ピケの関与はあったのか。今後の捜査の進展が待たれる。

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