W杯が刻一刻と迫り、日本代表の最終メンバー23人の中に誰が入るか気になってはくるが、熾烈を極める各国の23人争いからも目が離せない。今稿では、その生き残りのために猛アピールを見せるSurviver達を紹介してみたい。

今回紹介するのは、ニュージーランドの若きアタッカー、ジェレミー・ブロッキーだ。


Jeremy Brockie
ジェレミー・ブロッキー

主に右サイドハーフやストライカーとしてプレー。

10代の頃から既にニュージーランド代表としてピックアップされており、同時にU-20やU-23のカテゴリーでも活躍を見せていた。北京オリンピックではニュージーランド代表唯一のゴールをあげ、2009年のコンフェデレーションズカップにも帯同。しかしロリー・ファロン、クリス・ウッドの台頭や3バックの導入により、ワールドカップ予選大陸間プレーオフではリザーブとしての招集のみとなった。

悔しさをバネにAリーグで活躍、来季は名門ニューカッスル・ジェッツへの移籍も勝ち取った。後はW杯本大会に招集されるのを待つだけだ。


Personal Data
生年月日 1987.10.7 (22歳)
身長/体重 183cm/80kg
現所属クラブ ニューカッスル・ジェッツ
利き足

Career
YearClubApp (Gls)
2003
2004-2005
2005-2006
2006
2006-2007
2007-2008
2008
2009-2010
2010-
Nelson Suburbs
Canterbury United
New Zealand Knights
Canterbury United
Sydney FC
Hawke's Bay United
Team Wellington
North Queensland Fury
Newcastle Jets
- (-)
15 (0)
12 (4)
6 (2)
7 (0)
15 (3)
1 (0)
14 (1)
- (-)

National Team
YearClubApp (Gls)
2006-2007
2008
2006-
New Zealand U-20
New Zealand U-23
New Zealand
13 (2)
15 (8)
15 (0)

Evaluation
Web Magazine Qoly評価

技術的に拙いことは否めないものの、気合い溢れる突貫ドリブルと飛び出しが魅力のアタッカーだ。決して上手さはないが、その強引なプレーは劣勢の中からでもチャンスをものにする可能性を感じさせる。

3バックのウイングバックには攻撃的すぎ、センターフォワードに置くには戦術上高さが足りない。そのため鍵はリッキー・ハーバート監督がどのようなシステムを本大会に向けて組んでくるかだ。4バックのサイドならば、他のアタッカー陣と全く違う個性を持つ彼の力が必ず必要となるだろう。

攻撃力 ★★☆☆☆
守備力 ★☆☆☆☆
得点力 ★★★☆☆
安定感 ★☆☆☆☆
スピード ★★☆☆☆
スタミナ ★★★☆☆
フィジカル ★★☆☆☆
ワールドカップ出場予想値
50

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