Idriss Carlos Kameni
1984年2月18日生まれ
186cm / 86kg
前後移動、横への移動時の動きの素早さが際立つ。
シュートブロックした後にすぐさま立ち上がり、無理な体勢でも次への動作を難なくこなす身体能力の持ち主。
下の映像を見ても分かる通り、至近距離からのシュートを驚異的なレスポンスで軽々と弾いてしまうだけでなく、ビッグセーブを繰り返すことによって調子に乗ってしまう特徴も持っている。
ウィークポイント
アフリカ人選手によく見られがちだが、カメニもDFラインとの連携面で課題を抱えている。
カメニの場合、シュートに対するセービングに自信があるものの、周囲を用いてシュートシーンを減らそうとする意識が低く、シュートシーンの手前やセットプレー時に的確なコーチングでピンチを未然に防ぐというシーンは皆無。元々カメルーンのDFラインは組織の面で大きな問題があるが、カメニのコーチング不足が起因している面もあるのではないかと思われる。
特にDFラインの裏に出されたボールやクロスボール時は彼のミスが頻出するシーンで、周囲のチームメイトとの意思確認が未完のまま、これらのボールに対して積極的に反応しようとするあまりに、“お見合いシーン”や処理ミスが多々ある。
DFラインとカメニの間にシンプルにボールを送ってもミスを誘発できる可能性は十分あるだろう。
守備範囲が広く、ハイボールやクロスボールに対して率先的に反応するが、上記の通りミス発生率も非常に高い。
とりわけ球足の速いグラウンダークロスやプルバックへの対応方法は、ポジショニング、フィスティングの両面で苦手としており、カメニの処理ミスを誘った上でセカンドボールやこぼれ球からゴールを奪う、という方法は非常に有効的だと思われる。これらのボールに対して、カメルーンの選手は全体的に反応が鈍くなることが多く、意識的に狙っていけば彼らより先にボールに触れられるケースは多くなるだろう。
また、アラート時では周囲との連係不足が顕著になり、“自爆”の発生も期待できる特筆すべきウィークポイントの一つ。カメニの弱点を最大限に突くためには、より速いクロスボールやプルバックが重要となる。
処理自体が下手というわけではないものの、その処理方法の選択は怪しく、実際の場面で大きなミスを犯したシーンはないが、いつも以上に無回転ボールが効くのではないかと予想できる。
身体能力の高さで無理そうなボールに対しても反応できてしまう反面、1vs1時の対応は基本動作自体のレベルが高いと言えない。全体的に重心が後ろに下がることが多く、シューターとの距離の詰め方に弱点を持っている。特に1vs1時には、自身の右上や左上に放たれるシュートに対して脆さを見せる印象だ。
その他の特徴
これといった特徴はなく、スローイング、パントキック、ロングフィードを満遍なく選択。
明らかな弱点というわけではないが、バックパスの処理は決して上手いほうではなく、左足でボールをコントロールさせるための追い込み方を行えばキックミスは十分に誘える。