トッテナム、アーセナルとの争奪戦を制し、リヴァプールがジョー・コールの獲得に成功した。
コールは今月ミヒャエル・バラック、ベレッチと共にチェルシーから放出されていたため、移籍金はゼロ。4年という長期の契約を結んだ。
「チェルシーを離れたのはサッカーじゃなくて、政治的な理由からだ。カルロ(・アンチェロッティ監督)は関係ないよ。俺は彼が好きだし、最高の監督だと思ってる」
「いつか理由を話す時が来る。でもそれは今じゃない」
と退団の理由を語ったコール。2003年にチェルシーに加入し、282試合に出場して40ゴールを記録し、2度のリーグ優勝と3度のFAカップ獲得に貢献した。
ウェストハム・ユース時代からコールの才能は有名で、当時ウェストハムの監督だったハリー・レドナップは
「ファーガソン(マンU監督)に会うと、いつも『よお、コールの小僧はどうしてっぺ?』と聞いてきたもんだよ」
と語っている