Benfica
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1
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0-0
1-0 |
0
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Braga
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C・マルティンス |
73' |
得点者
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開幕から苦しむ昨季の王者ベンフィカが守るブラガを後半に突き崩し、1点のリードを守って勝利をあげた。ベンフィカは2連敗の後に3連勝を飾り、ようやく結果に結びついてきた。
試合開始当初からベンフィカは引きこもってカウンターを狙ってくる相手に対して、果敢に攻め込んだ。なかなかその攻撃は実らず、さらに後半には守備を改善してきた相手に封じられかけた。しかし73分に一瞬の隙を突いて左サイドをF・コエントロンが破り、パスを受けたサビオラが右サイドに展開、フリーで待っていたC・マルティンスがシュートを決めて先制点を奪取。その後は反撃を何とか防ぎ切った。 ベンフィカはこの試合「最初に決めた攻めを粘り強くやり続けること」で勝利を得たといえる。
逆にブラガにとっては「逐一策を講じた試合であったが、詰めが甘く成功しなかった」という内容だった。
まずは守備的に立ち上がり、リマがJ・ガルシアを、L・サリーノがF・コエントロンを、ヴァンディーニョがアイマールをマークし、キーマンを抑える役割を担った。そしてボールを奪ったらロングパスでセンターバックの外側のスペースを使うというカウンター戦術を使用した。
ところが、前半は最終ラインの位置が低く、それに引かれて全体が下がってしまった。そのためF・コエントロンとL・サリーノの距離が空き、サイドを2対2でも侵攻されてしまった。さらにアイマールが両サイドに動き、そこにC・マルティンスやサビオラがポジションチェンジで絡んでくるため、マークが混乱させられてしまった。その結果完全に押し込まれピンチが連続して訪れ、カウンターが強力といえどもチャンスは数少ないものになってしまったのだ。
後半は思い切ってラインを上げて「ボールを奪いに行く」ことを徹底し、守備は改善された。特にL・サリーノがF・コエントロンと近い距離を取って果敢に当たりに行き、ようやくマークが安定した。ところが、61分には守備の要であったヴァンディーニョが負傷で交代を余儀なくされ、守備の組み替えを余儀なくされる。さらにその後、ここまで頑張りを見せていたサリーノが疲れからかマークをサボりだしてしまった。これにより71分、73分とF・コエントロンにチャンスを作られ、結局失点に結びついてしまったのである。