リーグ・ドゥは11月26日に9試合が行われた。2位に付けていたスダンがメスと引き分け、一方4位に後退していたエヴィアンがグルノーブルに快勝。この結果、3部から昇格して初めてのシーズンとなるエヴィアンが昇格圏内に復帰した。
また、シーズン序盤には一時2桁順位に落ち込んだこともあった名門ナントがクレルモン・フットに2-0で勝利。9月末以降の9試合を負けなしで乗り切り、昇格圏内に勝ち点差2の5位に浮上した。元韓国U-17代表選手であるイ・ヨンジェがレギュラーに定着し、好調なパフォーマンスを見せてチームを牽引している。
一方、2部最下位に沈むグルノーブルは深刻な財政難に悩まされており、協会からの制裁も現実味を帯びてきている。クラブは、親会社であるインデックスの経営不振から新たなオーナーのもとに売却される予定であり、日本代表MF松井大輔の移籍で経費の削減が可能だとしているが、依然厳しい状況にある。