El Mundo Deportivoは、マドリーの監督ジョゼ・モウリーニョは、古巣であるインテルからメンバーをかき集めるプランも考えていると報じた。
同紙の見解では、既にディエゴ・ミリートのインテル入りの噂は上がっているが、それよりも可能性が高いのはサミュエル・エトーのマドリー復帰とのこと。というのも、モウリーニョは、今夏にエトーの獲得をフロレンティノ・ペレス会長に求めており、その時はエトー側との条件が合わず破綻となったが、未だに獲得の意思を保持しているからである。本来であれば、来夏に再びアプローチを仕掛けても遅くはなかったのだが、今季の得点源、ゴンサロ・イグアインが故障を負い、少なくとも戦列復帰は1月中旬以降になりそうなこの状況を踏まえ、前倒しで再接触を図ったという推測は、あながち間違いではないかもしれない。
エトーはCLに出場しているため、欧州戦での起用は不可能だが、モウリーニョはそれでも欲しているらしく、「モウリーニョはおれの目を覚ましてくれた師匠」と語るほど敬愛する監督からのラブコールにエトーも黙ってはいられないだろう。無論、クラブ間で移籍金の折り合いが付けばの話ではあるが・・・。
(筆:Qoly編集部 T)