長友佑都がインテルへの電撃移籍を決め、満面の笑みでインタビューに答えていました。しかし、その裏では、イタリア代表SBであり未来のバンディエラとして期待されているダヴィデ・サントンが、交換でのチェゼーナへのレンタル移籍を余儀なくされております。「来季インテルに戻る」と落ち込みながら語るサントンに、インテリスタ達はどう感じたのでしょうか。

インテルと言えば、ラファ・ベニテス監督からレオナルド監督に変わったのが昨年12月の事です。前任者のベニテス監督は昨年8月に就任し、マスケラーノ、カイトなど多くの選手の補強を望みましたが、希望は一切叶えられず。3冠を達成した前任者モウリーニョのチームを引き継いだ様な形でした。あれから約半年。1月のメルカート(=移籍市場)で長友以外にラノッキア、パッツィーニ、ハルジャなどの有力選手を次々獲得したインテル。首位戦線に残る為とはいえ、「ベニテスの時とは待遇が余りにも違う!」と巷で大評判です。

夏に続き、冬も大量の戦力を補強したユヴェントス。イングランド代表の監督で、かつてのユヴェントスの指揮官であるファビオ・カペッロ監督は、「7人も選手は要らない。2人の違いを生み出せる選手を獲得すべきだ」、と、古巣ユーヴェの移籍市場での振る舞いを批判しております。私が覚えている限りでは、カペッロ監督も1990年代にミランを率いていた頃は夏でも冬でも相当数の選手を獲得しておりましたよ。

ユヴェントスに加わったのが昨季突然の覚醒を果たしたアレッサンドロ・マトリ。ミランのプリマヴェーラ出身の選手ですが、当然出番がなくカリアリへとたどり着きました。今季も絶好調で各クラブの熱視線を浴びておりましたが、カリアリのチェッリーノ会長から年俸2倍を提示を断ってのユヴェントス移籍でございます。「お値段以上のマトリ」とTwitter上で言われておりますが、250万ユーロでのレンタル移籍、そして、1550万ユーロでの買い取りオプション。カペッロ監督が絶賛する程のお値段以上感をたたき出して欲しいものです。

(筆:Qoly編集部 N)

長友 移籍

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