インテルからチェゼーナへレンタル移籍したダヴィデ・サントンは、最後までクラブ側に自身の残留を求め、長友の加入決定が移籍市場閉幕ギリギリまでずれ込んだ最大の理由となったが、サントンの所属クラブが変わることで喜ぶ人間も少なからずいるようだ。それはU-21イタリア代表監督チーロ・フェッラーラである。フェッラーラはU-21イタリア代表キャプテンにサントンを指名することをほのめかすなど、非常に強い期待感を示しているが、チェゼーナへの移籍が決まったことに喜びを表した。

「彼はトッププレーヤーになるだけの資質を持った選手だ。とにかくピッチでそれを証明する機会を持たなければならなかったわけだが、このチェゼーナ移籍がプラスに働いてくれるだろう」
「デビューからすぐに有名選手となってしまったが、あれは余りにも早すぎた。17歳の少年だったんだからね。しかし、私は今でも彼に大きな期待をしている。(A代表監督)チェーザレ・プランデッリと話す機会があったんだが、『サントンはキャプテンになる資格があるんだ』と推したぐらいにね」

(筆:Qoly編集部 T)

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