歯に衣着せぬ言動と一度キレ出したら止まらない性格から、これまで様々な問題を起こしてきたアレックス・ファーガソン監督だが、また物議を醸しそうな発言を『US digital station Sirius XM』の中で行った。
「私は大会というもの自体は好きだよ。チャンピオンズリーグ、W杯などメジャーな大会には選手たちは出場するべきだろう」
「だが、常日頃から言っているが、親善試合というものは時間の無駄のように感じるね。シーズンが一区切りした段階で行われるなら話は別なんだが、シーズン中に6人、7人の選手が度々欠けては話にならないよ。クラブチームの監督にとってはこの期間は本当に価値のない時間だ。彼ら主力抜きでチームを作るわけにはいかないだろ」
“瞬間湯沸かし器”の考えは理解できる範疇かもしれないが、逆に代表監督の目線から言えば、「親善試合もなくチームを作ることは難しい」と不満をあらわにすることだろう。クラブチームと代表チームの対立構造は年々深まるばかりだ。
（筆：Qoly編集部 T）
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