首位ヘルタ・ベルリンを勝ち点差2で追うアウクスブルクが、昇格を争う4位グロイター・フュルトをホームに迎えたドイツ・ブンデスリーガ2部の第29節。中盤の底に一枚、いわゆるアンカーのポジションで先発出場した細貝萌は味方とのバランスを意識して守備的にプレー。序盤に相手選手との競り合いで当たり負けしてボールを失い、後半にはヘディングクリアが味方ゴールを脅かすなど、それぞれあわや失点という場面があったが、全体的に見れば終始膠着した展開のなかで堅実にプレーし、89分にシンカラと交代。後半、1度だけ自ら攻め上がるシーンを見せたが、チームの低調な出来もあって無難なバックパスが多く、もっと積極性を発揮したいところだろう。試合はラファエルが2度、決定機を逃すなど最後まで得点が生まれず、0-0のスコアレスドローに終わっている。
(筆:Qoly編集部 H)