今季、セリエAで大旋風を起こしたナポリ。彼らのポテンシャルを引き出し、はっきりとした結果をもたらしたヴァルテル・マッツァーリ監督の功績は極めて大きい。だが、久しぶりに訪れた黄金時代の到来に水を差すかのような事実が判明した。自身が「来季もナポリで指揮をとることになるかはわからない」と発したのである。
「私の将来が明確になったかどうか?全く決まってないよ。何故なら、まだシーズンは終わってないからね。我々の目標を達成できるように最後まで戦い、シーズンが終わったら、順位表を眺めるつもりだよ。昨季、(サンプドリアの監督であった)デルネーリは、周囲が彼がクラブを離れることを知っていてもやり遂げた。私も昨季は同じような状況だったが冷静に対応できたと思う。常にこういう意識を心がけることは私にとってすごく普通のことなんだ」
(筆:Qoly編集部 T)
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ