全北現代 | 6 | - | 0 | アレマFC |
ロヴレク キム・ドンチャン チョン・ソンフン ロヴレク ロヴレク カン・スンジョ |
1' 9' 28' 45+2' 60' 77' |
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既に敗退が決まっているアレマに対して、全北現代がほぼ試合を支配。大量得点のワンサイドゲームとなった。 開始直後にロヴレクが先制点を決めてリードを奪うと、さらに9分にキム・ドンチャンが裏に飛び出してゴールを追加。28分には右サイドを飛び出したエニーニョからのクロスを、大外でチョン・ソンフンがヘッドでネットを揺らした。前半ロスタイムにもラミレスのスルーパスからエニーニョが飛び出し、折り返しをロヴレクがゴール。前半のうちに4点を奪った。 後半はさすがに攻撃意識が落ちたものの、アレマの守備が非常に悪かったことでさらに得点を追加してゆく。60分には右サイドを速いパス回しで崩し、途中出場のキム・ヒョンボムのクロスに合わせたロヴレクがハットトリックを達成。さらにその後、スルーパスで裏に飛び出したカン・スンジョが6点目を決めた。 終盤にはシャフリーをペナルティエリアで倒したキム・ミンシクに警告が出され、PKを与える場面も。しかし、キム・ミンシクはロマンのシュートをきっちり防ぎ、責任を取った。 アレマはとにかく守備の悪さが目に付いた。早い攻撃にはほとんど対処することが出来ず、裏やサイドのスペースを自由に使われていた。孤立したアラム・シャーが一人で仕掛けても、イム・ユファンとイ・クァンヒョンに囲まれて潰されるばかり。チャンスの匂いすら感じられなかった。 |
セレッソ大阪 | 4 | - | 0 | 山荳憺イ# |
R・ピンパォン 清武 乾 倉田 |
39' 46' 73' 81' |
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決勝トーナメント行きの最後の椅子を争う決戦に望んだセレッソ大阪。ホーム長居で山東を大差で撃破することに成功し、グループ2位を守ることが出来た。 システムはマルチネスの欠場もあって2トップに変更。この日は非常に機能した。2列目が中に絞ってマークを引きつけ、空いたサイドを小松が流れたり、サイドバックが上がって使う。そして逆サイドのエリアに生まれる守備の穴を突く。スムーズなスペースの相互利用と攻撃のイメージ統一が、多くの得点を呼んだ。 先制するまでにはやや時間が掛かったが、39分にバイタルエリアからR・ピンパォンが打ったシュートが得点に結びついた。キーパーが弾いてサイドにこぼれたところを丸橋がサポート。シュート性のボールが弾かれたところをピンパォンが合わせてネットを揺らした。 さらに後半開始直後にカウンターで追加点。乾が持ち上がって基点となり右にパス、ピンパォンが逆サイドに展開。小松が落としたところを清武が受け、DFをずらしてシュートを決めた。さらに73分にもピンパォンのスルーパスに小松が飛び出し、シュートのこぼれ球を乾が押し込んで3点目。81分にも交代出場の倉田がワンツーで中央に突進し、ドリブルでDFラインを破って4点目を決めた。 山東はいつもと同じく前線に出来るだけトライアングルを作っておく形だったが、3ボランチがボールに寄る上に逆サイドのマークが緩く、セレッソの攻めがスムーズだったこともあって終始押し込まれる展開に。放り込みもあまり行わず、第1節で見せたようなシステムを機能させたカウンターもほとんど見られなかった。 |
上海申花 | 0 | - | 3 | 水原三星 |
13' 55' 89' |
ハ・テギュン ハ・テギュン シン・セギェ |
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それぞれグループリーグ敗退、決勝トーナメント進出が決定している上海、水原の2チーム。実質的に消化試合とあって、前者は外国人を起用せず、後者もスタメンの半分が出場機会の少ない選手という顔ぶれとなった。結果、アウェイに乗り込んだ水原が0-3と大勝。 決して試合内容は良くはなかった。水原は勝利への意欲は高くなく、後方でダラダラとボールを回して時間を潰す場面も多く、韓国のチームらしい縦の積極性は乏しかった。 しかし、それ以上に上海のプレーが低調であったことと、早い時間帯に得点を奪ったことがこの結果を導いた。13分に左サイドから切れ込んだチェ・ソングクが放ったシュートがキーパーに弾かれ、こぼれ球をパク・チョンジンが拾う。放たれたシュートが再びキーパーに当たったところをハ・テギュンが押し込み、先制点を奪取した。 この後はやや前に出てきた上海に対してカウンターだけを狙い、55分にパク・チョンジンのクロスをハ・テギュンがゴールに決め、追加点を奪取。試合終了間際にも交代出場のヨム・ギフンの飛び出しからクロスが入り、前線に詰めていたシン・セギェが3点目を決めた。 上海は意欲の低さからか守備の激しさがなく、マークの緩さが目立った。外国人選手を使用しなかったことで前線にボールが収まらず、攻撃意識を高めてもボランチ同士でパス交換して時間を潰し、結局奪われてカウンターを受ける繰り返し。チャンスはセットプレーくらいしか存在しなかった。 |
ゾブ・アハン | 0 | - | 1 | アル・シャバブ |
57' |
アル・スルタン |
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既にグループ首位を決めているゾブ・アハンにとっては消化試合。対してエミレイツと勝ち点2差の2位に付けていたアル・シャバブにとっては、引き分け以上が欲しいゲーム。ただ、その状況のイメージとは逆に、常に積極性が高いサッカーをするゾブ・アハンが攻め、アル・シャバブはカウンターで反撃するという試合内容になった。 序盤試合を支配したのはホームのゾブ・アハン。いつものようにトリッキーで速いパス回しと縦横無尽の動き出し、鋭い攻守の切り替えを生かして、激しい攻撃を仕掛けた。しかし、今日は最近悩まされている得点力不足以上に、メンバーが替わったことの影響か、プレーに不安定さがあった。いつもは通るような連携にズレがみられ、中盤でやけにボールロストが多かったのである。 それを上手くアル・シャバブは利用できた。中盤でボールを支配される場面は多かったが、ブラジル人司令塔カマーチョの配球を生かしつつ、シュハイル、マーズ、アル・シャムラニなどのスピードある選手で最終ラインの裏を狙って行く。序盤は一方的に押されたものの、ゾブ・アハンの運動量が徐々に落ちるに従って徐々に攻撃が機能し始めた。 そして57分、カマーチョのスルーパスによって左サイドをシュハイルが破り、中に折り返す。右に開いたシャムラニが囮となって空いた中央のスペースに入り込んだアル・スルタンがゴールに蹴り込み、これが決勝点となった。 |
アル・イティハド | 1 | - | 1 | ブニョドコル |
ヌーノ・アシス |
30' |
13' |
ガフロフ |
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グループCの首位争い直接対決は引き分けで終了。アル・イティハドは首位を守り、ブニョドコルは勝ち点1を獲得。30分前に行われた試合でペルセポリスが敗れたため、後半途中にブニョドコルも2位が確定し、決勝トーナメント進出を決めた。 先日の試合に続いて4-4-2を採用したブニョドコル。前回と同じく決してバランスは良くはなかった。攻撃では下がってくるトリフノヴィッチとムルゾエフが縦の関係を作れるため前線に基点を作れるメリットがある反面、ボランチの位置関係が難しく、前線からプレスをかけることが出来ない。大会初期に得意としていたハイプレスサッカーの実現からは遠ざかっている。 しかしあまりペースが上がらない中、早い時間帯に得点をあげられたのは幸運だったと言える。13分、右サイドからガフロフがアーリークロスを入れると、それにトリフノヴィッチが飛び出してヘッド。触ったか触らないか分からない程度でキーパーが反応しきれず、ゴールの中に吸い込まれていった。 失点したアル・イティハドはその後反撃。30分にヌーノ・アシスが左サイドでハリリとワンツーを成功させて裏に抜け、角度のないところからシュートを決めて同点に追いついた。 後半は互いに運動量が安定せず、裏の試合の結果で両チームが決勝トーナメント進出が決定したこともあり、チャンスを生かせずにジャブを繰り出しあう展開となった。そして結果、1-1のままで試合は終了した。 |
(筆:Qoly編集部 K)