※(X軸の単位は「分」、Y軸の単位は「回」あるいは「%」)

・本田の投入は45分~

・CFへのマーク数は有意に減少、また縦のサポートも有意に増加している。トップ下に本田が入ったことにより、相手のマークが分散したのだと考えられる。

・ハーフウェー中央付近の選手との間に立つ敵選手のグラフでは、0、1の場面が増加しているが、同時に3人以上の場面も増加している。これは本田がマークを引きはがす効果を発揮すると同時に、時にCFと縦に並んだときにマークが中央に集中することからだと思われる。その際は外にコースが空くため、どちらにしても本田投入の効果は上がっているといえる。

・ただし、CFを経由する数自体は減っており「前田や李にボールが収まるようになった」わけではないし、本田からの縦パスが通って連携できた場面も少ない。

・要するに、現状本田はチームの中で「ボールを収められる存在だが、囮としての機能はなく、前方の選手を生かす存在にもなってはいない」。効果が上げられることははっきりしているが、使い方がこれで良いのかという議論はあって当然であろう。

(筆:Qoly編集部 K)


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