「将来はユナイテッドの中盤で要職を担う」と大きな期待を寄せられているポール・ポグバ。才能豊かなフランスU-19代表MFに対しては、欧州各国のクラブも注目し続けており、昨年には「ミラン、インテルなどが獲得を狙うのではないか」とも報じられたが、今冬の移籍市場の閉鎖が近付くにつれて、再び退団説が再燃している。

『Mirror』によると、現在、最も真摯に獲得を検討しているのはチェルシーとのことで、同メディアによると、ユナイテッドとポグバの契約が今年夏で切れる状況を有効利用し、「この期間に売却すれば、移籍金が受け取れる」という好条件をちらつかせる形でユナイテッドへ300万ポンドでのオファーを提案することを具体化。さらに、アーセナルやマンチェスター・シティもその様子を伺いつつ、獲得の可能性を探っているとのことだ。

ユナイテッド側はポグバの能力を非常に買っており、「1年半の契約延長オプションがついているから急ぐ必要はないが、出来ることならば、彼との契約を延長したい」とファーガソン監督も語っているように、クラブ全体の意思として残留を希望しているようだが、一方のボグバ側は「このクラブにいて幸せを感じるし、トップチームではたくさんの経験を積めている」と語りつつも、「より多くの試合に出場したい」という考えを強くもっていることもあり、双方の契約延長交渉は未だ終結に至っていない。

(筆:Qoly編集部 T)

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