メキシコのパチューカU-20対エストゥディアンテス・テコスU-20戦でのワンシーン。 パチューカのリードで迎えた試合終盤、テコスの選手が負傷したため一旦止められた試合はドロップボールで再開されたのだが・・・。
フェアプレーに反するプレーで獲得したこのPKに対し、テコスの監督マウリシオ・ガジャーガは外すよう選手に指示。結局、テコスは敗戦を喫したがガジャーガ監督は
「もちろんあの決断を悔いてなどいません。我々は規範を大切にする名門クラブを代表する存在なんです。 どんな結果になろうとフェアプレーが第一です。それは絶対的に明白です」
「あれは不可解なプレーでした。ボールはパチューカに渡すべきだったんです。だから、選手にボールを相手に返せと指示することに何の躊躇もありませんでした」
「フェアプレーは試合の勝敗よりも大切なものです。フィールド上で相手に負けていた事実を受け入れなければいけません。 私たちはトップチームで戦うための若い選手たちを育てています。彼らにこういった価値観を教え込まなければなりません」
(筆:Qoly編集部 I)
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