ここ5試合、1勝3分け1敗のチェルシー。4試合未勝利のプレミアリーグではタイトルレースから完全に脱落し、唯一勝ったFAカップのQPR戦も、マタのPKであげた1点を守りきっての勝利と、チェルシーファンにとってはストレスのたまる日々が続いている。

アンドレ・ヴィラス=ボアス監督率いるチームの苦戦ぶりは数字にもはっきりと表れており、以下はロマン・アブラモヴィッチ氏がオーナーとなった、2003年7月以降にチェルシーを率いた監督たちの戦績。

監督 期間 試合 勝率
クラウディオ・ラニエリ 2003~2004 59 36 12 11 61.0
ジョゼ・モウリーニョ 2004~2007/9 185 124 40 21 67.0
アヴラム・グラント 2007/9~2008 54 36 13 5 66.7
ルイス・フェリペ・スコラーリ 2008~2009/2 36 20 11 5 55.6
フース・ヒディンク 2009/2~2009 22 16 5 1 72.7
カルロ・アンチェロッティ 2009~2011 109 67 20 22 61.5
アンドレ・ヴィラス=ボアス 2011~ 36 18 10 8 50.0

この通り、現在のヴィラス=ボアス監督のチームは勝率がもっとも低く、本日行われるFAカップ5回戦、バーミンガム戦の結果次第では5割を切ることになるのだ。就任1年目の若き指揮官にとっては我慢の年とも言えるが、この状況をチェルシーファン、そしてなによりアブラモヴィッチオーナーはいつまで許容できるであろうか。

(筆:Qoly編集部 O)

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