『スクデットレースはフィフティー・フィフティー』

アズーリそしてミランのレジェンド、パオロ・マルディーニは「ミランにも可能性はある」、「(マッシミリアーノ・アッレグリ監督は)ムンタリの幻のゴールを忘れるべき」などと発言した。

残り6試合となったセリエAで首位ユヴェントスと2位ミランとの勝ち点差はわずか1ポイント、いまだスクデットレースの行方は混沌としている。ただ、ミランはバルセロナに敗れチャンピオンズリーグから敗退するのと時期を同じくしてセリエA首位からも陥落、一方ユヴェントスは未だ無敗をキープしており、優位なのは後者だと言われている。

そんななか、マルディーニはタイトルレースは最後までもつれ、ミランが再逆転する可能性もあると考えているようだ。また、アッレグリ監督に対しユーヴェ戦でのムンタリの幻のゴールは忘れたほうがいいとも述べた。

「ユーヴェの継続性には驚いたよ。こんなに続くとは思っていなかった。今は全て彼らの手の中にあるね。ミランはここ20日間で2試合に敗れたが、スクデット争いは閉ざされていないよ。双方に50%ずつチャンスがあると思う」

「ムンタリの認められなかったゴールは重要な出来事だが、冷静でいるためには忘れるべきだ。ミランもユーヴェもさらなる議論は避けるようにしたほうが良い」

「ユヴェントスはアレッサンドロ・デル・ピエロの未来をクリアにしている。彼がユーヴェ以外のイタリアのクラブに加わるとは思えないね。アンドレア・ピルロがまだまだやれることは疑ってなかったよ。彼は貴重な選手だ。 アレッサンドロ・ネスタがユーヴェに行くって? 知らないね。彼はフィジカルの問題をいくつも抱えてきたから、日々着実にトライしているのだと思う」

「私は幸運にも25年間高いレベルでサッカーをすることができた。サッカーは本当にたくさんのことを与えてくれたが、その反面いくつかのものを私からも奪っていった。今は簡単な事から家族と共に失った時間を取り戻しているんだ。幸せに過ごしているよ。何かをやる可能性が訪れた時にはそうすると思うけど、特に急いで働こうとは思っていないよ」

(筆:Qoly編集部 N)

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