治安の悪化を懸念、中立地での開催を要求

アルジェリアサッカー連盟は、6月8日に予定されている2014年ワールドカップ・アフリカ予選のマリ戦について、会場の変更を求めていることを明らかにした。

6月8日の試合はマリの首都バマコでの開催が予定されていた。しかし、マリでは3月下旬に軍事クーデターが発生し、政治的混乱が続いている。

先日のCAFチャンピオンズリーグでは、アル・アハリ(エジプト)、サンシャイン・スターズ(ナイジェリア)の2クラブがクーデターに巻き込まれて帰国が遅れるなど、治安の悪化は実際に大きな被害をもたらしている。

アルジェリアサッカー連盟は、この試合に関して安全が保証されないとして、FIFAに中立地での開催に変更するよう要求した。連盟の広報担当はこう話す。

「我々の要求は、現在マリで日常的に暴力が横行していることによるものだ。我々は代表チームの安全に責任を持たなければならない。試合が安全な状態で行われるかどうか、しっかりと確認しなければいけないんだ」

(筆:Qoly編集部 K)

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