ロシア・プレミアリーグ、ゼニト対スパルタク・モスクワ戦の後半38分、ゴール前のこぼれ球を蹴り込み同点ゴールを決めたスパルタクのナイジェリア代表FWエマヌエル・エメニケだったが・・・

歓喜するエメニケにロストフ主審はなぜかレッドカードを提示。当然、スパルタクイレブンは猛抗議するもジャッジは覆らず。 その後、追加点をあげたスパルタクは逆転勝利を収めたものの、問題のジャッジに憤慨したヴァレリー・カルピン監督は試合後のマッチレポートへのサインを拒否した。

現地メディアが伝えるところによれば、エメニケのパフォーマンスは祖先から受け継ぐ“血”への感謝を示したものだったが、ロストフ主審は卑猥?だと判断した模様。試合後、エメニケは

「審判の下したジャッジにいまだショックを受けています。なぜ退場なのか理解できません。いたって普通のゴールセレブレーションでした。(2009年の)チャンピオンズリーグ決勝でサミュエル・エトーがみせたように腕を軽く叩きました。当局がレッドカードを撤回し、今回の騒動を収めるフェアな判断をしてくれると信じています。そして、ロコモティフとのリーグ最終戦に出場してチームを助けることができることも信じています」

と話した。スパルタクは今週末、リーグ2位の座を懸けた最終戦に臨むが、エースFWを欠くことになればチームにとって痛手となるだろう。

【マッチハイライト】

(筆:Qoly編集部 I)

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