Belarus
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1
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1-0
0-2 |
2
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Mexico
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シヴァコウ |
44' |
得点者
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59' 80+3' |
ファビアン ファビアン |
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フランス対モロッコの結果如何でどちらのチームにも突破の可能性があるなか、メキシコがベラルーシに勝利を収めて決勝トーナメント進出を決めた。苦戦はしたものの、内容的には妥当な結果である。
メキシコは相手を良く研究しており、前線から積極的にプレスをかけること、ボールを徹底して保持して押し込むことを狙っていた。このためにベラルーシはロングボールを蹴るタイミングがなく、蹴ろうにもターゲットが裏に走れない状況が多くなり、戦術を実行できない状況になっていた。
だがペースを握りながらも得点を奪うことが出来ず、前半をスコアレスで折り返す。さらに、後半開始から間もない時間に守備の連携ミスからペナルティエリア内で間接フリーキックを与えてしまう。
このピンチは一旦逃れたものの、直後のコーナーキックからキーパーがペナルティエリア内にパンチングするミスを犯し、シヴァコウにゴールを奪われた。また、その後もプレスをかけてきたベラルーシにチャンスを与える悪い立ち上がりとなった。
だが、51分にベラルーシの自滅から再びペースを握ることに成功する。ヒメネスがドラグンのファウルを受け、2枚目の警告を誘発。数的優位を得たメキシコは、エンリケスを外してFWプリドを投入し4-3-3にチェンジ、反撃を開始する。
59分に同点に追いつく。高い位置でのプレスでボールを奪い、エレーラが出した縦パスをヒメネスがヒールで流す。反応したファビアンが飛び出してシュートを放ち、ゴールに決めた。
72分にはさらにファビアンをラフタックルで倒したクズミャノクにレッドカードが提示され2人多い状況に。裏の試合でモロッコが引き分けていたため、引き分けでも問題ない状態ではあったが、後半ロスタイムにようやく追加点をゲット。エレーラが中央をドリブル突破し、ゴール前にまで進出して右にパス。ファビアンが倒れながらもシュートに持ち込んで1-2。その直後に試合は終了した。
(筆:Qoly編集部 K)