2012/7/1 21:45 オリンピスキ・スタジアム(キエフ)
Spain
|
4
|
2-0
2-0 |
0
|
Italy
|
---|
シルバ J・アルバ F・トーレス マタ |
14' 41' 84' 88' |
得点者
|
---|
ウクライナとポーランドの共同開催となった第14回EUROは、大会前に聞かれた多くの予想通り、スペインが欧州王者に輝き、史上初となる「EURO2連覇」、そして、「W杯とEUROを合わせての国際大会3連覇」という偉業を成し遂げた。
前半14分にチャビ、イニエスタのパス交換からセスクがDFラインの裏に抜けだし、その折り返しをシルバが頭で沈めると、前半終了間際にはDFラインを突いたジョルディ・アルバが追加点を奪取。さらに、後半戦には、故障者を発生させてしまい、10人で戦うことになってしまったイタリアを尻目に、途中交代のフェルナンド・トーレス、マタがダメ押し弾。世界最強の称号に相応しい圧倒的な強さを見せつけた。
対するイタリアにとっては、今回のファイナルは不運の連続であった。ただでさえ、準決勝からの回復期間が短く、コンディション面での不安が心配される中で挑んだ一戦であったが、ゲームの早い段階でキエッリーニが負傷交代。さらに、後半途中から最後のカードとして出場したチアゴ・モッタは太ももを痛めてすぐにピッチへ退くなど、悔やんでも悔やみきれないアクシデントがあまりにも多かった。