【ロンドン五輪】 ニュース|TVスケジュール|日程(男子)|日程(女子)|サポーター写真館
Japan
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South Africa
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既に決勝トーナメントを決めている日本女子代表は多くのメンバーを入れ替え、ターンオーバーを採用。内容としてはそれらしい、あまりペースが上がらないものとなったが、調子の良いセンターバック2名が変わらなかったこともあって失点は逃れ、スコアレスドローでこの試合を乗り切った。
南アフリカは守備の立て直しを狙って臨んでいたようで、ヴァン・ワイクがスイーパー的な形で余り、最終ラインの残り3名とローヴがマンマークという形であった。
日本はボールは支配できるものの、大儀見の先発時ほど縦パスが収まらず、連携に精度も速度も乏しい状況だったため、なかなかチャンスに繋がらない。ローヴが岩渕に付くため、矢野に対してのプレッシャーが甘かったが、そこから攻撃を組み立てられなかったのも痛手であった。
また、2トップの間で縦のギャップを作って来る南アフリカのカウンターに苦戦。下がってバイタルエリアで収めてくるモディセの動きを止めることが出来ず、大きなピンチは少ないにしても、自陣に押し下げられてしまう。
さらに後半は特に軽率なパスミスが多く、自陣で敵にボールを渡すようなプレーも頻繁に見られた。マンマークで付かれると身体的なスピードで負けるため足元に入れれば潰される、そんな状況で対策もなくチャレンジするパスを使えばミスが増えるのは当然であるが、それにしても危険なプレーが多く安定感を欠いた。
終盤川澄が投入され、南アフリカの運動量が落ちてラインがズルズル下がってきてからは、殆どピンチはなくなり攻める時間が増加。しかしここで訪れたいくつかのチャンスを決めることが出来ず、0-0のまま試合終了のホイッスルを聞くこととなった。
(筆:Qoly編集部 K)