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パリ・サンジェルマン、再び大型補強を敢行
8月8日、フランス・リーグアンのパリ・サンジェルマンは「サンパウロからブラジルU-23代表MFルーカス・モウラを獲得することが決定した」と発表した。
契約期間は来年1月から2017年6月までの4年半。よって今後半年間はブラジルに残り、フランスにはシーズン途中からの加入となる。レキップ紙の報道によれば、移籍金はおよそ4000万ユーロ(約38億円)にボーナスが付随するとのこと。
ルーカス・ホドリゲス・モウラ・ダ・シウヴァ、通称“ルーカス・モウラ”は1992年生まれの19才。コリンチャンス、サンパウロの下部組織で育ち、2010年にトップチームに昇格。これまでの2年半で公式戦104試合に出場、26ゴールをあげている。
U-17から各年代の代表チームに選抜されており、現在開催されているロンドン五輪にも参加している。彼に対してはマンチェスター・ユナイテッドやインテルなどが興味を持っていると報じられていたが、最終的にはフランスへの移籍を決断したようだ。
この移籍に対して、ブラジルU-23代表のチームメイトであるチアゴ・シウヴァは、レキップのインタビューに対して以下のように話している。
「レオナルド(PSGのスポーツディレクターを務めている)は僕にルーカス・モウラについての評価を聞いてきたよ。僕は彼はとても良い選手だと伝えた。
これはまあ、彼と友達だから言ってるんではなくてね。彼の技術的資質は非常に高いものがある。クレバーだし、ゴール前でも巧みだ。だから、必ずチームのために有用になるだろうと」
(筆:Qoly編集部 K)