ミシェウ・バストス、UAE移籍を決めた理由は強盗被害
現在アル・アインへの移籍交渉が行われているブラジル代表MFミシェウ・バストス。代理人を務めているエマヌエル・デ・ケルショヴがナショナル紙のインタビューに答え「UAE移籍を最優先に考えている」と明かした。
リヨンとアル・アインの間で行われている移籍交渉は長引いている。リヨンは1000万ユーロの支払いを求めていたが、アル・アインは当初600万ユーロを提示し、希望に差があった。現在では750万~800万ユーロで口頭での合意に達したと報じられているが、まだ契約には至っていない。
「ナポリ、オリンピアコス、スパルタク・モスクワからもオファーがあったが、4つの選択肢の中でUAEを最優先に考えている。
多くのブラジル人選手がUAEに行って半年、1年で帰国するが、ミシェウはそうではない。ACLで優勝し、クラブの歴史になりたいと考えている。彼はそのモチベーションを持っているが、クラブ間の問題の解決に時間がかかっている状態だ。
このような状態は選手にとってはよくはないね。ミシェウにとっては重要なシーズンになるし、出来るだけ早く移籍を完了したいと思っているのだが・・・。
このリーグの性格は、ブラジルのようにオープンだから、ミシェウも興奮している。多くのスペースがあり、攻撃的なチームが多い。彼の力は発揮しやすいし、活躍できるだろう。
また、ここは良好な都市であり生活の質が高い。ミシェウはそれが気に入ったようだ。違う場所で生活し、違う文化を学び、新たな環境でチャンピオンになりたいと考えているようだ。
ミシェウが移籍を決断した理由の一つは、3ヶ月前に妻と息子がリヨンの自宅で強盗の被害に遭ったことだ。彼はそれに心を痛め、私を呼び出して『どこか他のところに行きたい』と伝えてきたんだ。
彼がサッカー選手であり、多くのお金を稼いでいることは誰もが知っている。世界中に危険はあるだろうが、UAEは安全を保証すると言っている。それが真実であることは、他の選手が語っているからね」
(筆:Qoly編集部 K)