今夏の移籍市場も閉幕まで残り一週間となる中、アーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督は、限られた期間の中で補強ないしは放出に動くことを示唆した。

「まだ何だって起こるよ」

「ただ、守れない可能性があるから約束はしない。私だけで全てが決められることではないからね。だが、獲得にしろ放出にしろ、これから新たな動きがあることは十分に起こり得る」

「実際、我々はまだ移籍市場で活動しているし、事態の推移を見守ってる状況にあるからね」

「2カ月間開いた移籍市場ももう終わりが見えてきたが、エンディングに近付くにつれて一秒一秒が大事になってくるものだ。突然、積極的な動きを見せることだってある」

「我々は昨季のこと(移籍市場が閉まるギリギリ新戦力を数名獲得)を覚えているよ。そして、ウィルシャーやギブスを(怪我で)失ったこともね。また、チャンピオンズリーグではウディネーゼに勝ったが、マンチェスター・ユナイテッドには大敗を味わった。だが、今季は昨季とはまるで違う。素晴らしく安定した集団を備えているし、今季は評価に値するパフォーマンスを見せる必要があるとも感じているんだ」

「ディアビやオクスレイド=チェンバレンも戻ってきたし、ロシツキーやウィルシャーもそろそろ復帰するはずだ。彼らのようなインターナショナルなプレーヤーが加われば、チーム力が上がることは間違いない。万全の状態で戻ってきて、チームをさらなるレベルに引き上げてくれることを期待しているよ」

なお、ヴェンゲルは、先日「DFとMFを一人ずつ補強したい」と具体的な計画を語っている。

(筆:Qoly編集部 T)

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