2012-13シーズンのプレミアリーグが開幕してもうじき2ヶ月。 香川や吉田が加入し、日本でもその存在感がますます高まっているように感じます。 そんな中、最近のプレミアリーグを見ていて驚くことの一つが、協賛する航空会社の多さ です。
プレミアリーグでは、2006-07シーズンにアーセナルがエミレーツ航空とスタジアムのネーミングライツ契約を結んで以来、多くの航空会社が急速にプレミアのクラブと契約を行ってきました。そこで今回は、プレミアリーグと航空会社の関係やおもしろい事例を紹介し、その要因やメリットを簡単に探ってみたいと思います。 プレミアリーグでは、2006-07シーズンにアーセナルがエミレーツ航空とスタジアムのネーミングライツ契約を結んで以来、多くの航空会社が急速にプレミアのクラブと契約を行ってきました。
▼プレミアリーグに“群がる"数多の航空会社
それではまず、一体どれだけの航空会社がプレミアリーグに出稿しているのかを確認しましょう。代表例をまとめます。
旧来のビッグ4にシティとスパーズを加えたいわゆる「ビッグ6」のうち、スパーズを除く5クラブが航空会社から広告依頼を受けていることになります。
契約内容によって多少異なりますが、クラブチームとスポンサー契約をした航空会社は、クラブ公式HPにロゴが掲載される他、ホームゲームでのLED広告板や選手インタビュー時のバックボードに広告を出稿でき、さらにはそのクラブの「公式エアラインパートナー」を名乗ることができます。
これ以外にも、トルコ航空はバルセロナともスポンサー契約を結んでおり、世界的なサッカークラブと複数契約することでのブランディング戦略を目論んでいます。また、エミレーツ航空も2007年から「FIFAパートナー」としてFIFA主催大会での広告権を獲得するなど、今日では主要コンペティションの背景に必ず航空会社の名前を見ることができます。W杯やクラブW杯の表彰式で、エミレーツ航空のCA達がメダルを持って登場するシーンはすっかりお馴染みになりましたよね。