アル・アハリがホームで辛うじて引き分けに持ち込む
11月4日、アフリカ大陸王者を決めるCAFチャンピオンズリーグの決勝戦ファーストレグが開催された。結果はアル・アハリ、エスペランス・チュニス両者譲らず1-1のドローで終了した。
先に地元で戦うこととなったアル・アハリ(エジプト)は、2月に発生した暴動事件の影響でセキュリティの問題があり、これまでは無観客でホームゲームを開催してきたが、今回はアレキサンドリアに場所を移してボルグ・エル・アラブ・スタジアムで戦った。
8万人以上を収容する舞台であるため空席は目立ったが、久々にサポーターの前でのプレーとあって気合いが入ったのか、序盤からペースを握った。ところが、49分にコーナーキックから失点を喫してしまい、絶体絶命の状況に。
反撃を狙うアル・アハリはさらに攻勢をかけるも、エスペランスのキーパー、ベン・クリフィアの好セーブによってゴールを奪えない時間帯が続く苦しい展開だった。
しかし試合終了間際の88分、アハメド・ファティのスルーパスから、後半に投入されたアル・サイード・ハムディが裏に抜け出し、値千金の同点ゴールを決めた。
CAFチャンピオンズリーグ決勝セカンドレグは11月17日、チュニジアのスタッド・オリンピック・ドゥ・ラデスで開催される。ここで勝利したチームが、12月に日本で行われるクラブ・ワールドカップに出場することとなる。
(筆:Qoly編集部 K)
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