Jordan
|
2
|
0-0
2-2 |
2
|
Uzbekistan
|
---|
アワド ラフマノフ(OG) |
49' 64' |
得点者
|
60' 90+3' |
セルゲーフ(PK) イスカンデロフ |
---|
ヨルダンとウズベキスタンは、十数分単位でパワーバランスのブレはありつつも一進一退の内容となり、2-2のドローで終了した。常にヨルダンが先行する展開であったが、どちらに転んでもおかしくはなかった。
両チーム共に狙っているサッカーは近いものだった。自陣手前あたりからの激しいプレッシングをベースに、早い攻撃でフィニッシュに持ち込む。ウズベキスタンはサイド中心、ヨルダンはよりダイレクトにゴールに近づいていくという違いはあれど、実力伯仲の拮抗した試合になった。
その中で、やはりというべきか動きは全てセットプレーから生まれた。
49分にはヨルダンが先制。イスライワーのドリブルで得たフリーキックから、混戦の中でこぼれたボールにアワドが素早く反応して左足を振り抜き、豪快にゴールに叩き込んだ。
しかしウズベキスタンが60分に追いつく。左サイドを抜け出した途中出場のハキモフがクロスに持ち込むと、これがハリルの手に当たってハンドに。得たペナルティキックをセルゲーフが冷静に決め、試合を振り出しに戻す。
その4分後、再度ヨルダンがリードを奪う。右サイドからのイスライワーのフリーキックがラフマノフのヘディングミスを誘い、オウンゴールでネットを揺らした。
そして最後は後半ロスタイム。終盤に激しい攻撃をかけていたウズベキスタンが最後にフリーキックを奪い、右サイドから左利きのイスカンデロフが高く浮かせて落とす弾道で蹴った。セルゲーフが競ってキーパーを攪乱したことにより、誰も触ることなくボールは直接ゴールの中に吸い込まれた。際どい位置でクリアされたたが、主審はラインを割っていたとして得点を認めた。
(筆:Qoly編集部 K)