「アウェイで戦うのは非常に難しいこと」
11月10日、蔚山文殊サッカー競技場(韓国)で、2012年度アジアチャンピオンズリーグの決勝戦が開催される。戦うのは地元の蔚山現代ホランイと、サウジアラビアのアル・アハリ。
決勝戦を前にアル・アハリの監督を務めているチェコ人指揮官カレル・ヤロリム氏(ハンブルガーSVなどで活躍したチェコ代表選手ダヴィド・ヤロリムの父親に当たる)がAFCの会見に臨んだ。
「(マンスール・アル・ハルビ、カミル・アル・ムサ(共にサウジアラビア代表DF)が負傷している事について) マンスールは2シーズンに渡って常にプレーしてきた。大きな痛手ではあるが、代わりに出場する選手がベストのパフォーマンスを見せてくれることを願う。カミルもおそらくプレーは不可能だと思う。
蔚山は非常に強いチーム。最後の3試合で10得点をあげている。彼らは非常に良いプレイヤーを保持しているね。最終的に我々は非常にタフな相手と戦うことになった。アウェイで戦うのは非常に難しいことだが、良いプレーをして、勝利を収めることが出来ると信じている。
私はアル・ヒラルと蔚山の試合を見て多くのことを学んだ。地元での試合では、蔚山は非常にいいプレーをしていたね。
我々にとって気候は問題にならない。サウジアラビアの中でも寒い地域で練習を行ってきたからね。時差の方が問題だが、既に数日前に韓国に入って過ごしているので大丈夫だ」
また会見に同席したゴールキーパーのアル・ムアイウフも、勝利に自信があると語った。
「とても難しい試合になるだろうが、良い試合になることを願っている。そして、さらに難しくはなるだろうが、勝利できることも信じている。チームは良い準備が出来ている。勝利することが出来れば、選手、そしてクラブにとって、歴史的な偉業だ」
(筆:Qoly編集部 K)