「30人を管理することは容易ではない」
12月29日、パリ・サンジェルマンのカルロ・アンチェロッティ監督は、AFP通信のインタビューに対して「今冬の補強は必要ない」と話したとフランス・フットボール紙が伝えた。
(補強はルーカス・モウラだけですか?)
「彼が唯一だろう。若いが彼は偉大な選手で、クラブの未来となる。優れた資質を持っており、他の選手との関係にも問題はないだろう。彼は違うポジションでもプレー出来る。重要な選手を獲得できたことを幸せに思う。モウラはシャドー、あるいはサイドで起用する予定だ。
我々は非常に良いチーム、非常に良い選手がいる。夏のマーケットで大きな努力をしてきたからだ。所属選手も30人では多すぎる。もう誰も加える必要はない。テクニカルスタッフもとても良いし、競争力がある」
(もし誰かを獲得する機会があれば?)
「拒否はしないが、必要とはしていない。後ろ、中盤、前線と良い選手が揃っている」
(理想は25人だと仰っていますが…)
「30人を管理するのは容易な仕事ではない。前から言っているが、誰かが退団したいと考えているなら、こちらも考慮する。しかし、公式にはまだ何もない。私にそう訴えてきた選手は一人もいない」
(あなたの就任で変化は?)
「新しい選手が沢山来たことが変化だ。今月はとても良い結果を残せたし、将来に繋がる内容だった。野心的なプロジェクトを持っているクラブであり、良いシーズンを送るための軌道に乗っている」
(デイヴィッド・ベッカムに興味は?)
「彼がロサンゼルス・ギャラクシーを退団したことは知っている。が、全く興味はない」
(ネネーの退団の噂については?)
「彼がいくつかのクラブと交渉していることは知っているし、退団したいと頼んできたとしてもね。しかし、現状彼を管理することに何も問題はない。それがあと1年であろうが2年であろうがね。
自分の仕事は簡単だ。プレーするに値しない選手はプレーさせないだけ。彼はベンチに入るに値しなかったから、スタンドに行っただけだよ」
(筆:Qoly編集部 K)