U.A.E.
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1
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0-0
1-0 |
0
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Kuwait
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アハマド・ハリル |
89' |
得点者
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グループリーグを全勝で勝ち上がったUAEが、前回大会王者のクウェートを試合終了間際の得点で下し、決勝進出を決めた。
試合の内容としては、UAEは自分たちのサッカーを粘り強く続け、逆にクウェートは策を練っての戦いを繰り広げたといえる。
UAEはいつもの通り、右サイドを中心にサポートを集めてトライアングルを形成し、そこにボールを収めることで基点を作るサッカー。オマール・アブドゥラフマンのキープ力とパスセンスでハリルとアル・ハジリのスピードを生かす。
クウェートは逆にいろいろなことを仕掛けていった。試合開始から間もない時間帯には激しいプレスを仕掛けて、比較的技術のない最終ラインに圧力をかけてショートカウンターに持ち込んだ。
彼らの誤算としては守備がUAEの攻めに対応できなかったことであり、最初の狙いは10分程度で崩壊。一時は押し込まれて前線でアル・ムトワとユースフ・ナセル2枚が孤立、ほとんどまともな攻めが出来ない状態となったが、後半に修正した。
ワリード・アリとハマド・アマンが出来るだけ高い位置を取り、前と連携を作ることでボールを収められるようになった。さらにオープンになり始めた63分にスピード自慢のファハド・アル・アネジを投入し、むしろアル・ムトワよりも高い位置を取らせて攻撃の基点を増やした。
と、両チームともに攻撃はそこそこ機能している状態が続いたが、ゴールはなかなか生まれなかった。UAEはハミス・イスマイルのフリーキックがクロスバーとアル・ハルディに2回ずつ当たって枠を外れるという珍しい場面が訪れるなど決定力を欠き、クウェートもポストに泣かされた。
しかし試合終了間際、試合を決める得点が生まれた。左サイドで途中出場のハブーシュがスルーパスを送り、アル・マズニが飛び出してクロス。ファーポストに飛び込んだアハマド・ハリルが押し込み、UAEに貴重な決勝点をもたらした。
(筆:Qoly編集部 K)