3月5日、AP通信は「2014年ワールドカップでは、肥満者のための特別席が提供される予定となった」と報じた。なお、これは今年6月に開かれるコンフェデレーションズカップでも適用されるとのこと。

来年夏にブラジルで行われるワールドカップにおいては、各スタジアムで最低1%の座席は障害者、車いす利用者などに提供されなければならないとされている。そのカテゴリには肥満者も含まれるが、チケットの購入には「太りすぎである」ということを証明する医師の診断書が必要であるとのこと。

記事によれば、FIFAは月曜日に記者団にこう話したという。

「FIFAのイベントでは初めて肥満の方々に対する特別チケットが用意されます。ワールドカップは基本的に現地の法律に従わなければなりません。ですからブラジルで開催される際には、個別の法令を遵守致します。障害のある方々が利用できるチケットの数は、各競技場の規模と座席間の分配に依存します」

なお、肥満者向けも含めた障害者用チケットは、一般のファンが購入できるカテゴリ3と同額で提供される予定である。

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