現在プレミアリーグで3位を行くトッテナムを牽引し、なおもその評価を高め続けるギャレス・ベイルは、今季終了後に同クラブを離れることが確実視されているが、注目の移籍先候補に変化が起こりつつあるようだ。

これまでの定説は「ベイルが移籍する場合は、スペインの2強で決まり」であったが、『Daily Mail』が異論を唱えている。

同メディアによると、ここにきて移籍先の急先鋒に名乗り出たのがフランスのPSG。昨夏にズラタン・イブラヒモヴィッチやチアゴ・シウヴァを獲得したように、カタール王族の資金をバックに、世界最高クラスのウィンガーを招き入れるべく大金を投入する気配を見せているとのことだ。

なお、ベイルは、2007-08シーズンにサウサンプトンからトッテナムに加入したが、この取引に大きな役目を担った、元トッテナムのフットボールディレクター、デイミアン・コモリはベイルの去就について以下のように語っている。

「ベイルのようなプレイヤーがトッテナムを退団する時は、行き先は3つか4つのクラブに絞られるね」

「(獲得が噂される)PSGは、移籍市場に彼の名前が上がれば、真剣に考えるだろう。もし、彼らが獲得に成功しても私は驚かないよ。彼らにはそれだけの力がある」

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