3月18日、今年から創設された韓国の2部リーグ「Kリーグ・チャレンジ」が開幕する。
参加する8チームが各5回ずつ対戦する全35節。国際Aマッチデーにも試合が行われ、11月30日に閉幕。優勝したチームが12月のプレーオフに望み、1部の最下位と対戦し昇格を争う。賞金については、優勝したクラブに一億ウォン、得点王には300万ウォン、アシスト王には150万ウォンが授与される。
開幕を前にしたメディアデーが14日に開催され、参加する8チームの監督と選手の代表が出席、善戦を誓った。
スポーツソウル紙は今季の勢力図を「3強」と予想。昨季1部から降格した尚州尚武フェニックス(韓国陸軍)、光州FC、そして代表経験もある選手が多く所属する警察庁FCが戦力的には抜けているという。
富川FCの監督を務めるカク・キョングン氏は「尚州、光州、警察庁は良いチームだ。選手たちの技量が高いし、優勝候補だろう」と話し、各監督もおおよそこの3チームを「難しい相手」と評している。
ただし警察庁FCは先日報じられた通り、昨年まで使っていた警察庁大学校のグラウンドが使用できないため新たな本拠地を探していたが、その交渉が失敗に終わった。そのため35試合全てをアウェイゲームで行うことになり、優勝候補の一角としてはやや厳しい状況にある。
なお交渉については現在も進められており、フランチャイズが決定すればすぐにホームゲームの開催が可能となるように調整する方針であるという。