3月22日にイングランド代表とのホームゲームを戦うサンマリノ代表。人口わずか30万人の小国、これまでの結果も欧州最低クラスのチームであり、悪い言い方をすれば「カモ」にされている存在だ。

監督を務めているジャンパオロ・マッツァ氏は、その立場を認めながらも、「良い試合をすることが夢である」と語ったと、スーパースポーツ・ドットコムが伝えた。

「私が選手に求めているのは、良いパフォーマンスを見せてくれということ、それだけだ。 我々の夢? それはダヴィデ・グアルティエーリが20年前に達成したこと(1994年ワールドカップ予選のイングランド戦で先制点を決めた。試合は1-7で敗北)。彼はワールドカップ予選の歴史上最速のゴールを決めたんだ。 夢は最後まで良い試合をし、ダメージを最低限に抑えることだ。我々には、明日のようなタフな試合でそれ以上のことを求める余裕はないんだ。 それはただのビッグゲームに留まらない。大きなパーティでもあるんだ。セッラヴァーレ(サンマリノ代表の本拠地スタディオ・オリンピコがある地域)にイングランド代表を迎えることが出来るんだからね」

イタリアの4部リーグに当たるセリエDのフィデーネでプレーしている主将アンディ・セルバは、用心深く試合を進めると話す。

「僕のようなストライカーの視点から見れば、目標はゴールを奪うことだけだ。イングランドのようなビッグチームから得点できたなら、素晴らしいことになろう。 さらに言えば、よりボールを持つように心がけなければならない。守備陣が息を整える時間も必要になるからね。 美しいショーを実現するには、犠牲が必要だ。我々は集中し続けなければならないし、ボールを持っている時間を最大限に利用しなければいけない。用心深く試合を進めるだろう。 我々は世界最高レベルの選手数人と対戦することになる。しかし、その名前に影響を受けてはいけないんだ」

 

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