セリエAで見事な復調を示しているミランだが、今季のチームの価値は2億4400万ユーロと4000万ユーロ上昇しているようだ。
昨夏に多くのレジェンドやチアゴ・シウヴァ、ズラタン・イブラヒモヴィッチなどのビッグネームを軒並み放出して再建をスタートさせた新生ミランだが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が試算した所では昨季の2億400万ユーロから4000万ユーロチームの価値を押し上げる事に成功したという。下の表を見てもらえればわかるように4200万ユーロの価値があったチアゴ・シウヴァと2100万ユーロの価値があったズラタン・イブラヒモヴィッチ、そして1500万ユーロのアレシャンドレ・パトを放出したが、4000万ユーロのマリオ・バロテッリを加えた事や、ステファン・エル・シャラウィ、マッティア・デ・シーリョの価値上昇、そしてベテランたちの代わりに入ってきた選手たちの持つ価値がトータルとしての価値を上昇させたようだ。この価値はそのまま推定移籍金と捉えて問題ない。
序盤の不振が嘘のように急上昇したロッソネリだが、チームの成績向上した背景にはこうした上手なチーム作りがあったのかもしれない。