4月5日、AFP通信は「パリ・サンジェルマンのカルロ・アンチェロッティ監督が、デイヴィッド・ベッカムへの批判に疑問符を付けた」と報じた。
パリ・サンジェルマンは先日行われたUEFAチャンピオンズリーグでバルセロナと対戦し、2-2で引き分けた。スタメン出場し70分に交代したデイヴィッド・ベッカムに対して、アンチェロッティ監督は「彼に対しての批判は奇妙だ」と話した。
「ベッカムに対しての批判は奇妙で、不公平だ。彼は非常にいい試合をしていた。私が伝えた戦略に従い、早くボールを動かした。
セカンドレグでもプレーさせたいか?と聞かれれば、もちろんYESと答える。もし前半のパリ・サンジェルマンがよく戦っていたというならば、早いプレーを期待したベッカムがいい動きをしたからだ。
(フロントから起用を求められているのでは?) カタールが私に『ベッカムをプレーさせなさい』と言ったなどというのは間違いだ。クラブの会長は、プレーする選手を選ぶことはできない。
私のキャリアの中で、それがシルヴィオ・ベルルスコーニ(ACミラン)であっても、ロマン・アブラモヴィッチ(チェルシー)であっても、ナシル(・アル・ハライフィ/PSG)であっても、会長の指示で選手を選ぶことを余儀なくされたことはない。誰かがそう思っているという事実が、そもそも不愉快だ。
私はベッカムの友人でもなければ、支援者でもない。客観的であろうとしている人間だ。トレーニングでいい動きをしなければ、試合には出られない。ベッカムは、37歳であってもプレーして当然なのだ」