ジョイスポーツは「ガーナ代表MFラリア・キングストンは、海外でプレーする選手に対して、国内リーグへの復帰を薦めないと話した」と報じた。
ラリア・キングストンは1980年生まれの32歳。2006年、2008年のアフリカネイションズカップに出場したかつての代表選手で、若くして海外へと移籍した経験を持つ。イスラエルやロシア、スコットランド、オランダなどでプレーしたのち、昨年夏に国内に復帰。2003年までプレーしていたハーツ・オブ・オークに加入した。
しかしクラブの会計士と衝突して1か月の出場停止処分を受け、さらにその間の給与を保留されたことに対してメディアを通して批判。今月謝罪を行うまで無期限の出場停止処分を受けていた。
ラリア・キングストンはジョイスポーツに対してこのように話し、ガーナ・プレミアリーグの環境に対して不満を述べた。
ジョイスポーツ
ラリア・キングストン
「より高いレベルでプレーしていた選手が、国内に戻ってこのリーグでやろうというのは、僕はお勧めしないな。多くのことを経験してステップアップして、そして新しい経験を求めてガーナに戻る。それは困難だ。
ここのファンは、それを受け入れるような準備はできていないよ。彼らは常に選手を貶すためにやってくる。想像するような甘い幻想は打ち砕かれるよ。
また、例えばヨーロッパでは試合の前日に行くことが許され、ピッチを確認することもできるが、ガーナではそれすら許可されない。何故かと聞いたら、黒魔術をかけるんじゃないかと思われてるんだとさ」