5月5日に行われたリーグ・アン第35節、ホームのパルク・デ・プランスにヴァランシエンヌFCを迎えたパリ・サンジェルマンは、思わぬ苦戦を強いられた。
17分にダニックのゴールで先制されると、43分には主審への抗議を行ったチアゴ・シウヴァに対してレッドカードが提示され、一人少ない状況に。
83分にコーナーキックからアレックスのヘディングが決まって追いついたが、かろうじて引き分けに持ち込むことができた、という内容となった。
しかも、ベッカム、ヴェッラッティ、シリグ、チアゴ・シウヴァを出場停止で、モッタを怪我で欠くという状況で、来週行われるリヨンとのビッグマッチに臨まざるを得なくなった。
これらのジャッジに対しては、パリ・サンジェルマンの監督を務めているカルロ・アンチェロッティ氏は納得がいっていないとAFP通信に明かしている。
AFP通信
カルロ・アンチェロッティ監督
「世界のサッカーでは、よりボールをポゼッションしているチームのほうが警告や退場は少ないものだ。しかし我々はそうじゃない。ここではそれが逆なのだ。
フランスの審判は非常に厳しい。私はチアゴ・シウヴァが退場に値するとは思えないよ」