現役時代からクラブ一筋のトーマス・シャーフ監督に率いられ、2003-04シーズンに11年ぶり4度目のリーグ優勝を達成するなど2000年代はCLの常連だった北部の強豪ヴェルダー・ブレーメン。しかし、近年は下位に沈むことが多く、2012-13シーズンも終盤は残留争い。14位でなんとか降格は免れたものの、22節から13試合未勝利(6分7敗)という低調ぶりで、14年間指揮を執ってきたシャーフ監督は最終節を前に退任。一つの時代が終わりを告げた。
エンブレムを見ても分かる通り、“ダイヤ”がクラブを象徴するモチーフであるブレーメン。新しい2013-14ホームモデルではクラブカラーである緑をベースにダイヤのチェック柄を採用。Vネックと袖口に白を配したほか、アクセントで入れられたオレンジもなかなか利いている様子だ(ややアイルランド代表風味だが)。胸スポンサーは昨年2年契約を結んだ鶏肉加工業者のWiesenhof。
新ユニフォームは18日に行われたブンデスリーガ最終節、アウェイでのニュルンベルクで初使用。チェルシーからローン中のケヴィン・デ・ブライネが2得点をあげる活躍を見せたものの2-3で敗れ、最終戦を白星で飾ることはできなかった。
振るわないチームの中で輝きを見せたベルギー代表MFデ・ブライネ。ドイツの複数のクラブが興味を示していると言われているが、果たして2013-14シーズンはどこでプレーするのだろうか。