AAP通信は「ヨルダン代表監督を務めているアドナン・ハマド氏が、メルボルン空港の税関で足止めされたことに対し、ボブ・カー外相が謝罪した」と報じた。
ヨルダン代表チームは来週火曜日に控えるオーストラリアとのワールドカップ予選に向け、6日に現地入りした。しかし到着したメルボルン空港で、アドナン・ハマド代表監督は有効なビザを持っていたにも関わらず、税関で4時間にわたって拘留されたとのこと。
ヨルダンサッカー協会はこの行動に対して強い不快感を表明し、オーストラリアサッカー協会に対して謝罪を求めた。
そして6日夜、オーストラリア外相を務めているボブ・カー氏は、ヨルダン大使に謝罪。また同時に在ヨルダン大使がヨルダンサッカー協会を訪れ、空港での不手際を謝罪したという。
AAP
ボブ・カー広報担当者
「代表監督はヨルダンの重要な人物である。そのような立場の方にこのようなことが起これば、当然当惑させてしまうだろう。我々はそのために謝罪を行った」
なお、この事件に関してオーストラリアサッカー協会は声明を発表していない。