7月20日、Aリーグはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドを相手として招き、オールスターゲームを開催する予定となっている。

しかし、先だってファン投票で選ばれた選手が後に多く辞退することになった。アレッサンドロ・デル・ピエロや小野伸二、エミール・ヘスキーなどの外国人スターに加え、ちょうど20日から開幕する東アジア選手権に参加するオーストラリア代表選手は出場が不可能に。

結局のところ最初に選ばれた15名のうち残ったのはたった6名となり、ウエスタン・シドニー・ワンダラーズから4人を追加招集するなどファン投票の意味が疑われるような状態になっている。

そこでオーストラリアサッカー協会は、来季から選手との契約の際に含めなければならない条項を追加する方針を固めたと、フォーフォーツー・オーストラリアが報じた。

    ・「オーストラリアサッカー協会が規定する代表での試合において通知があった場合、クラブは選手を解放しなければならない」
    ・「全ての代表試合、キャンプ、研修、メディア会議、プロモーション活動、あるいは他の活動に関しては、時間通りに出席しなければならない」

という規則がこれまで存在したものの、これに来年からは以下の文面が追加されることになる。

    ・「代表試合とは、オーストラリアサッカー協会が規定した代表チームでの試合を意味し、それにはナショナルチームとオールスターチームを含むものとする」

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