サントスが水曜日に獲得断念を発表したミランのアタッカー、ロビーニョ。ブラジルの移籍市場期限である7月20日までにどんでん返しがあるのではないかと噂されているが、サントスが断念した理由はロビーニョ要求が過度のものであったからのようだ。

会長のルイス・アルヴァロ・ヂ・オリヴェイラ・リヴェイロはラジオで以下のように語っている。

「決定は最終的なものだ。相手が何かを買えない限りね」

『ミランは最終的にリーズナブルな移籍金を提示してきた。600万ユーロ以下だよ。みな彼がいくら稼ぐ事を望み、我々がそれを尊重しなければいけないことはわかっている」

「しかしロビーニョが望んだのはブラジルのクラブにとっては信じられない金額だったんだよ」

ロビーニョはブラジルのメディアに対して移籍を進めるために現在のミランでのサラリーから35%の賃金カットに合意した事を明かしていたが、それではまだ充分ではなかった模様。サントスはそのカットにエクストラが含まれていなかったという。エクストラとは彼の父親や代理人の手数料、そして個人的なトレーナーを雇う事に関してのものである。

破談となった今でもサントスの会長がロビーニョを待つような発言を怒っているのは、ロビーニョが更なる賃金カットに応じる事を期待するものと見て良さそうだ。ミランは当初1000万ユーロを移籍金として要求していたが、600万ユーロ以下までサントスの要望に応じたようだ。ロッソ・ネリは契約が最終年となるロビーニョの売却を強く望んでいる。日本代表の本田圭佑の加入も噂されるが、ロビーニョを売却した場合はフィオレンティーナからアデム・リャイッチを獲得するのではないかと言われている。

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