ガルフニュース紙は「UAE1部のアル・ナスルはナイジェリア代表FWピーター・オデムウィンギーの獲得をあきらめていないが、交渉は困難なものになっている」と報じた。
ピーター・オデムウィンギーは1981年生まれの32歳。現在はイングランド・プレミアリーグのWBAでプレーしているが、今夏はすでにプレシーズンのツアーに参加していないため、移籍の可能性が濃厚と言われている。
ワルテル・ゼンガ前監督の退任に従い、昨季所属していた日本代表FW森本貴幸を返却、ブラジル人FWブルーノ・セーザル・コヘーア、イタリア人FWジュゼッペ・マスカーラを放出する予定となっているアル・ナスル。
その後釜としてはすでにオーストラリア代表FWブレット・ホルマンを獲得しているが、さらにオデムウィンギーもチームに引き入れたい意向を示し、先日85万ポンドでのオファーを送ったことが報じられた。
しかしWBAが求める価格とは差があり、さらにフラムやサンダーランドが交渉に参加してきたため、かなり難しい展開になっているという。
ガルフニュース
アル・ナスル関係者
「フラムとサンダーランドが参加してきたため、交渉はより困難なものになっている。しかし、まだ我々も彼の獲得をあきらめてはいない。
我々は、WBAが求める200万ポンドよりも少ない額で彼を獲得できると思っているが、他のクラブがそれよりも高い金額を提示した場合はどうにもならないし、彼自身がどこに行きたいかにもよる」