日本 3-2 オーストラリア

26' 斉藤学

56' 大迫勇也

76' デューク

79' ジュリッチ

80' 大迫勇也

韓国、中国がともに2引き分けで終えているため、勝利を収めれば首位に立ち、初の優勝の可能性を高くする日本代表。全メンバーを入れ替えて臨んだオーストラリア戦は、またも守備が崩壊する時間帯があったものの、何とかリードを保ち勝ち点3を奪取した。

中国戦と比べてボールを奪う意識が高く局面でのプレッシャーが強かったこと、そして大迫が前線でボールを収めて時間を作ったことにより、よりチームのコンパクトさが保つことができた。

比較的優勢に試合を進めた日本は26分に先制点を奪取。セカンドボールを拾ったところから再攻撃し、縦パスを左サイド寄りの位置で斉藤が受ける。彼が中央方向にドリブルを仕掛けて守備を引きつけ、自らコースをこじ開け、チップキックでゴール左隅に決めた。

さらに後半に入って11分、豊田のポストプレーから斉藤のスルーで守備を惑わせ、ボールを受けた大迫が裏に持ち込みシュート。追加点を決め、リードを2点に広げた。

ところが、問題はこの後。一点取った後から前半終了までの間も最終ライン周辺でややミスが多く不安定なところがあったが、この後の混乱は比べようのないほどのものだった。

76分にオーストラリアがジュリッチを投入してから次のプレーで、ロングボールを大きくクリアできずニコルスに拾われ、スルーパスからデュークの飛び出しを許して失点。

さらにその直後、中央での縦パスをニコルスがスルーしたことでまた中央の守備が抜け、ジュリッチの左足シュートを許して立て続けに失点。オーストラリアにとってはデュークを右に移したシステム変更が功を奏し、逆に日本は全くアジャストできないまま追いつかれるという最悪の展開だった。

しかしそこで日本を救ったのが好調の攻撃陣であった。工藤がボールを収めて右斜め前にパスを送り、豊田がダイレクトで落とす。大迫がこれをシュートに持ち込み、ゴール左隅の絶妙な位置に決めた。

前節に続いての複数失点、しかも単純な選手交代で混乱してしまうという自滅ぶりまで見せてしまったものの、一応勝利を得ることが出来、フレッシュな攻撃陣は結果を残した。残る守備陣の課題については、優勝を賭けた韓国戦で払拭してほしいところだ。