8月8日、イングランド・プレミアリーグのアーセナルは「コートジボワール代表FWジェルヴィーニョについて、イタリア・セリエAのローマへの移籍で合意した」と発表した。
条件については明らかにされていないものの、レキップ紙によれば契約期間は4年、移籍金は800万ユーロ+各種ボーナスであるという。
ジェルヴェ・ロンブ・ヤオ・クマシ、通称“ジェルヴィーニョ”は1987年生まれの26歳。ベルギーのベヴェレンで活躍し、「ドログバ二世」との評価を受けて2007年夏にル・マンへ移籍。ここでは松井大輔選手とともにプレーしたことでも知られている。
その後リールへと移籍し、10/11シーズンはエデン・アザールとともにチームをリーグ優勝に導いた。そして、2011年にはアーセナルへとステップアップすることに成功するも、イングランドでは高い評価を得ることが出来ず、昨季は怪我もあって18試合の出場に留まっていた。
現在ローマの監督を務めているルディ・ガルシア氏は、ル・マン、リールで彼を指導した恩師でもあり、ジェルヴィーニョは彼の下で3チーム目のプレーとなる。