今回の移籍ウィンドウ最大の注目柄、ギャレス・ベイルの去就。
連日紙面を大きく賑わせるこの移籍の噂も、いよいよ決着の時を迎えそうである。「トッテナムの幹部がマドリー入りした」や、「マドリーの公式オンラインストアにベイルの名前が誤表記された」や、「サンチャゴ・ベルナベウに発表プレゼンテーションスペースが設けられた」など、各メディアがこぞってベイルの移籍を決定的なものとして伝えており、早ければ来週26日にも移籍が発表されるとの声もある。
そんなベイルの移籍だが、注目されるのはその移籍金の額。どうやら史上最高クラスである9,300万ポンド(およそ143億円)が濃厚であると伝えられており、現地ではその額がどれほど天文学的なものであるかが話題となっているようだ。
こちらは、ベイルの移籍金9,300万ポンドを50ポンド紙幣で積み重ねた場合、およそ210mの高さにもなるということを証明した比較画像。
その高さはロンドン名物である観覧車ロンドン・アイをはるかに越え、世界の名立たる塔や建造物に肩を並べようとさえしているというのだから、驚きを通り越えてもはや笑いがこみ上げてきそうだ。
ちなみに、9,300万ポンドを50ポンド紙幣で積み重ねた場合、必要となる50ポンド紙幣の枚数は186万枚。日本の主な建造物の高さや長さを紹介すると、東大寺の大仏で18m、サッカーのゴールラインでおよそ64m、タッチラインでおよそ100m、フジテレビジョン本社ビルで123m、モード学園コクーンタワーで203m、東京都庁で243mとなっているが、ベイルの移籍金はあくまで紙幣だけでこれらの高さにまで到達するという点に注意が必要である。
ベイルの移籍が実現すれば、レアル・マドリーは100億円規模の選手を両翼に揃えることになる。サッカー史上でも稀に見る高額な両イングが実現する日は、本当にまもなくやって来るのだろうか。