世界新記録となる9300万ポンドの移籍金でレアル・マドリーへ移籍するといわれてきたトッテナムのギャレス・ベイルについての交渉は最終局面を迎えているようだ。
トッテナムは移籍を完結させるためにテクニカル・ディレクターのフランコ・バルディーニがスペインへ飛んだと『the Independent』が報じている。ウェールズ代表の売却話はこの夏のマーケットの間盛り上がり続けていたが、この数週間、両クラブは顔をあわせて交渉に挑んでおり、24歳のベイルのサンチャゴ・ベルナベウ行きについて話し合っていた。
そして遂に両者は移籍金やどのように支払うかで合意に達した模様。トッテナムのダニエル・レヴィ会長はレアル・マドリーがまとまった移籍金を支払うと明かしており、移籍は集結へと向かっていた。
なお、レアル・マドリーの左サイドバック、ファビオ・コエントラォンは今回の取引に含まれないようだ。ポルトガル代表MFがホワイト・ハート・レーン行きを拒んだためであり、これによってレアル・マドリーはトッテナムに9300万ポンド満額を支払う格好になりそうだ。移籍金は4分割される見通し。
ベイル売却後、バルディーニはローマへ向かうといわれている。バルディーニはローマに対してエリック・ラメラとミラレム・ピャニッチの獲得を求めるという。デッドラインまでにアルゼンチン代表とボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表を獲得してベイルの穴埋めを行いたい考えのようだ。